東京・江東区にある富岡八幡宮の例祭。赤坂の日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭と並ぶ「江戸三大祭」のひとつとして知られ、氏子町が揃いの白装束で担ぐ巨大な二ノ宮神輿が見ものです。沿道の観衆が担ぎ手に清めの水を浴びせることから「水かけまつり」とも呼ばれ、町と観客が一体となって盛り上げる江戸の粋な祭りとして受け継がれています。
開催概要|深川八幡祭り(富岡八幡宮例祭)
祭礼期間は2025年8月13日(水)~17日(日)。期間中は境内でジャズ演奏や能舞台、和太鼓・舞踊の奉納など多彩なプログラムが行われます。ハイライトは17日(日)で、早朝の発輿祭と7時からの神幸祭で二ノ宮神輿が渡御します。
アクセス情報
会場地図
〒135-0047 東京都江東区富岡1-20-3
会場は富岡八幡宮(江東区富岡1‑20‑3)と周辺エリア。東京メトロ東西線「門前仲町駅」1番出口から徒歩3分、都営大江戸線「門前仲町駅」5・6番出口から徒歩6分です。
イベントの見どころ

3年に一度の二ノ宮神輿渡御
重さ約2トンの大神輿を数百人の担ぎ手が担ぎ、町内を練り歩く姿はまさに圧巻。沿道の観客からの水かけや担ぎ手同士の水の掛け合いが行われ、真夏の熱気を吹き飛ばすような爽快感があります。水しぶきと掛け声が響き渡る中、担ぎ手と観客が一体となる臨場感は、この祭りならではの醍醐味です。
多彩な奉納演芸
境内ではジャズの生演奏から迫力ある和太鼓、三味線などの和楽器演奏まで、幅広いジャンルの奉納演芸が日替わりで行われます。昼夜を問わず続くステージは、祭りの雰囲気を一層盛り上げ、訪れる人々を魅了します。
屋台・縁日でにぎわう境内
境内や周辺には、多くの屋台が立ち並び、焼きそばやかき氷、地元ならではの味覚を楽しめます。縁日コーナーでは子ども向けの遊びも充実しており、家族連れにも人気です。
江戸の祭礼文化を今に伝える祭り
深川八幡祭りは江戸時代から続く伝統を受け継ぎ、町と見物客が一体となれる数少ない祭礼のひとつ。水しぶきを浴びながら大神輿を見送り、歴史ある芸能に触れ、江戸情緒あふれる夏の一日を満喫できます。
深川八幡祭りは、3年に一度の二ノ宮神輿渡御や多彩な奉納演芸、屋台が楽しめる江戸情緒あふれる夏祭りです。勇壮な水かけ神輿と賑やかな境内が魅力で、地元はもちろん観光客にも人気があります。掛け声と水しぶきが交錯する迫力の渡御は、一度見れば忘れられない夏の光景。日中の熱気と、提灯が灯る夕暮れのしっとりとした風情の対比も、この祭りならではの楽しみです。訪れた人々は、江戸の粋と人情に触れながら、五感で夏を味わう特別なひとときを過ごせます。
祭りをさらに楽しむためのポイント
沿道での水かけに参加する場合、カメラやスマートフォンは防水対策を忘れずに。服装も濡れてもよい軽装がおすすめです。また、担ぎ手の掛け声「わっしょい」に合わせて声援を送ると、より一体感を味わえます。
さらに、門前仲町駅周辺には古くからの飲食店や甘味処が多く、祭り見物の合間に立ち寄るのも楽しみのひとつ。深川めしや深川丼など、この地域ならではの郷土料理は観光客にも人気です。境内から少し足を延ばせば、清澄庭園や深川江戸資料館などの文化施設もあり、祭りと併せて江戸情緒を存分に体感できます。
夜になると境内や周辺の灯りが幻想的な雰囲気を醸し出し、日中とは違った表情の祭りが楽しめます。提灯の明かりと浴衣姿の人々が行き交う光景は、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのよう。昼間の賑わいとは対照的な、しっとりとした夏の夜を味わえます。
イベント情報
イベント内容は予告なく変更される場合があります。最新情報は公式サイトやSNSでご確認ください。
ホームページ
深川八幡祭り(富岡八幡宮例祭)「二の宮神輿渡御」特設サイト – 江東区・中央区のケーブルテレビ | 東京ベイネットワーク
深川八幡祭り(富岡八幡宮例祭)/東京の観光公式サイトGO TOKYO
イベントの様子(参考)
イベントの様子をYouTubeで見る